本航海の重要なミッションのひとつに、北極海の海洋環境の変化を明らかにするため、いろいろな深さの海水を採取し、その成分を調べるというのがあります。

海水は円筒形の大きな「採水器」と呼ばれる容器に採取されます。北極海での観測を前に、みんなで採水器を洗います。採水器には12リットルもの水が入るので、結構重く、しかもそれが40本もあり、この採水器の洗浄は重労働です。

まだまだ暑い北太平洋の航路上で、みんなで汗をかきながら洗浄に励みます。さあ、この採水器で採取された海水は、我々にどんなことを教えてくれるのでしょうか?