西野茂人

作業艇から「みらい」を望む

2017年9月15日、「みらい」から小船 (作業艇)を降ろして観測を行いました。作業艇による観測を終え、「みらい」へ移動中、近づいてくる「みらい」を写真に収めました。 洋上から「みらい」を写真に撮る機会なんてめったにありません。しかし、作業艇は波を受け大きく揺れるので、なかなかうまくシャッターが切れません。何枚か... 続きを読む

作業艇氷縁観測

  2017年9月15日、「みらい」から降ろされた小船 (作業艇)で氷縁に近づき、そこで海洋観測や海水、海氷、プランクトンのサンプリングなどを行いました。 作業艇に乗り込んだ我々は、猛スピードで「みらい」から離れます。 波しぶきをかぶりながら、目指すは氷縁。作業艇に同乗したマリンワークジャパ... 続きを読む

観測プラン

2017年9月4日、アラスカ北側の沿岸を水深500mの等深線に沿って北西方向に移動しつつ観測を行っています。 今は順調に観測が進んでいますが、海氷や気象条件、機器のトラブルなどにより、観測プランに変更が生じます。また、航海中に面白いことが観測されると、急遽プランを変更して、より詳しい調査が進められます。もちろん航... 続きを読む

夕日に映えるマスト

2017年9月3日。今の時期、北極海は雲がかかることが多いのですが、今日は久しぶりの快晴です。 お日様の光を浴びると、北極とは言え、暖かく感じます。あぁ気持ちいい。観測に疲れた心と体が、元気を取り戻します。夕方、夕日がマストを照らしました。あまりにきれいだったので、居室の窓より船首の写真を1枚撮影しました。 ... 続きを読む
西野茂人

西野茂人

JAMSTEC(海洋研究開発機構)で北極海の観測研究に従事。ここ数年は毎年のようにJAMSTECの海洋地球研究船「みらい」による北極航海に参加。2013年、2015年、2016年は「みらい」北極航海の首席研究員を務める。カナダ砕氷船の北極航海にも参加経験あり。地球温暖化や海氷減少に伴う北極海の物理・化学環境の変化と生態系への影響につての研究を進めている。