都市の灯りから遠く離れた北極海では、晴れの日の夜、それはきれいな星空が広がります。オーロラの発生を待つ間、天体観測ごっこをしてみました。
昔の船乗りは夜の航海では、天体を船の進路の頼りにしていたようですね。
そして北半球では、地球の自転にほとんど左右されない、つまり、いつ・どこからみても北の方角を指す星が北極星ですね。
プラネタリウムを使った実験から、渡り鳥も北極星を頼りに飛行することがわかったというくらい、生き物たちにとっても重要な役割を持つ星です。
さて、北極ならではの北極星の見え方があります。地球と北極星の位置関係はこんな感じなので、北極海では北極星は真上に見えるはずです。
では、やってみましょう。
みらいのコンパスデッキ(屋上みたいな場所)からほぼ真上を撮影してみます。
きっとあれだろうという星を見つけました。小学校の理科で習ったことを確認してみます。
やっぱり真上にありましたね。
寒くてオーロラを諦めた日の夜の遊びでした。しかしながら翌日判明しました。
この約2時間後、オーロラは出たようでした。