2017年8月24日、出港翌日で船酔いしている乗船者もいる中、観測測器の海中テストを行いました。もちろん、陸上でも正常に動くかテストはしているのですが、海中深くに沈めることで実際の使用環境下でもきちんと動くのか確認します。

この日、海は少し荒れていましたが、「みらい」は世界最大級の観測船なので、大きく揺れることなくスムーズに観測測器を海中に投入、そして回収することができました。海中テストの結果は良好。本番の観測に向けて「みらい」は走りだします。目指すは北極海の玄関口、ベーリング海峡。2日後には観測海域に到着です。船内は観測準備で慌ただしくなります。