八戸港にて北極海へ向かう「みらい」の出港準備が進められています。晴天のなか、8月20日に最後の機材が積み込まれました。

船のクレーンで観測装置が吊りあげられています (写真1)。この装置はセジメントトラップと呼ばれるもので、北極海で海底に沈められ、海中を沈降してくる粒子を捕えます。生物や泥などの粒子から北極海の生物活動や粒子の運び屋 (海の流れや渦)についての情報を引き出します。

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その他に、海中の流速・水温・塩分・化学成分などを測るセンサーも積み込まれました。船の甲板上では、みんなで協力して積み込んだ荷物を所定の場所まで移動させます (写真2, 3)。まだまだ暑い東北の夏、荷物の運搬で怪我をしないように、皆さん長袖・長ズボンで汗だくになりながら作業に励みました。

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どうもお疲れ様でした。