22日、ベーリング海峡を南方に抜けたところでの観測点において採水による調査が終了しました。引き続き大気観測などは行われますが、船内の喧噪は一段落といった感じです。ひとまず、無事の観測、お疲れ様でした。

調査が一段落して、一息つく間もほとんど無く、24、25日は、本航海で得られた結果の速報を行うセミナーが開かれました。調査終了から昨日の今日なので、きちんとし
た発表はできそうにもないんだろうな。そんな筆者の思いとは裏腹に、24日、主席研究員の西野さんを筆頭に、大気、船体着氷、係留系の研究者、皆さんかなり素晴らし
い仕上がりのプレゼンテーションでした。25日発表予定の筆者含め、数名の顔色が悪くなるほどに。。。

来たる25日。この日は、植物プランクトンとそれらの栄養である窒素分に関する研究、気候変化が植物プランクトンに及す影響、動物プランクトンや海鳥の分布など、生き物に関わる研究者の発表でした。昨日の刺激もあったせいか、皆さんの力のこもったプレゼンテーションから、本航海が充実したものになる予感がしました。

刻一刻と変化する北極の環境。去年と今年でも海氷の分布や水温などの物理的環境が違っていたように感じました。その北極を、多角的な視野から現状、さらには将来起こりうることまでを調査してきた今航海。この成果は、何としても実り多い物にしていかなければなりませんね。我々の努力はもちろんのこと、読者の皆さんからの応援、ご支援が頂けるのであれば、それは望外の喜びでございます。是非是非ご検討ください(笑)

文責:杉江