takeda_sonde

「みらい」による「北極低気圧予測実験」航海では、上空の大気の状態を計測するラジオゾンデと呼ばれるバルーンに括り付けた測器が重要な観測となります。

最終的には一人で観測できるようになるのですが、最初は経験者に手順を追いながら教えてもらいます。今航では外国人も含め3名が初めてこの観測に参加します。

ゾンデ観測はリレーのようなもの。3時間毎に途絶える事無く続けていくので、途中でその襷が途切れないように観測を続けるのは至難の業です。

といっても新人さんでも一週間もすれば慣れてきます。ゾンデコンテナで真剣にセンサーの準備をしているのは、東京学芸大学4年生の竹田君。
成長が楽しみです。

(文責:首席研究者 猪上 淳)