北極航海2014

北極オゾンゾンデ観測シリーズ(観測編)

1発目の放球は30kmまでのオゾンプロファイルが取れました。しかし、2発目は17kmくらいまでしか上がらず、オゾン濃度のピーク層を見ることができませんでした。3発目もまた17km辺りで落ちてしまい、十分なデータ取得ができませんでした。 どうやら、きちんとしたデータが取得できる様に対策を練る必要がありそうです。そこ... 続きを読む

北極オゾンゾンデ観測シリーズ (放球編)

通常のエアロゾンデは、1) 気球をふくらませる、2) 観測機器を設定してとりつける、3) 船の姿勢を気にしつつ放球! というステップを踏みます。 トラブルが起こるタイミングや可能性は多々ありますが、それぞれのステップ自体は簡単ですので慣れれば一人でこなすことだって可能です。 しかし今回挑戦したオゾンゾンデは... 続きを読む

北極海上で観測するための装備とは

オゾン観測のシリーズからいったん離れて、今回は北極での観測の困難について、総研大の三井さんがリポートしてくれます。三井さんは今回で北極は二度目。経験も身につけてきたと思いますが、いかがでしょう? - - - - - - 今回は、どんな装備で気象観測を行っているかについてです。これまで、ラジオゾンデやオゾン... 続きを読む

北極オゾンゾンデ観測シリーズ (放球直前編)

今回は放球当日の準備の様子をご紹介します。 準備に時間がかかる事から用意できるセンサー数にも限りがあり、約3週間の定点観測期間中のみに実施されます。 観測は基本的に2日おきの偶数日に実施され、朝の10時頃に放球を行います。放球当日は朝の6時から準備を開始し、2時間かけてセンサーを入念にチェックを行います。 ... 続きを読む