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光のカーテン、オーロラの出現

北極海はふつう夏でも曇り空が多く、現地では「ウィリワウ」と呼ばれる突然の冷たい空気や雨という特徴がありますが、今年の航海の最初の数日間はめずらしいほどの晴天に恵まれました。 晴天となると、短い夜の時間を彩るのがオーロラです。今回はベーリング海峡において2日連続で見事なオーロラをみることができ、乗船者たちの目を楽し... 続きを読む
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そして時は動き出す。「みらい」船内の不思議な時計の動き

さて、ここで問題です。 地球上を大きく移動する船の上では、時計は何時を指すのがよいのでしょうか? 時として大きく東西に動き、時間帯をまたぐような場合は? 答えは「その船次第」といったところでしょうか。太平洋を横断する航路などの場合は、逐次時刻を変えてゆくのがよいかもしれませんが、今回の「みらい」航海のように長い... 続きを読む
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大気を調べるラジオゾンデ観測

今回の「みらい」北極航海では海洋の観測だけでなく、大気のラジオゾンデ観測を行っています。 ラジオゾンデとは、ヘリウムを充填した気球に気温・湿度を計測するセンサーをとりつけて放球し、その動きをGPSを利用して追跡することによって風向風速も調べる大気観測の基本です。 そのラジオゾンデ観測を、北極では前代未聞の一日8... 続きを読む
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海の中を調べる、CTDと採水作業

「みらい」は「海洋地球研究船」という名前の通り、海、そして地球の気候について観測することを目的としています。 一口に「海の観測」といっても、何を調べるのか、専門家でない方にはピンとこないと思います。 研究者たちが海から知りたい情報は水温や塩分濃度、あるいは生物の有無や種類など、多岐にわたります。そのため、「みら... 続きを読む