北極航海2013

観測のすべてを統括する航海主席の仕事 (海洋研究開発機構・西野茂人さん)

ダッチハーバーが近づいてきて、今年の「みらい」の航海もそろそろ終わりです。そこで最後の北極の研究者シリーズとして、今回の航海の主席、西野茂人さんに寄稿をいただきました。 主席というのは航海における研究者の代表です。ご自身も研究者として問題意識と使命をもって観測を企画しておられますが、主席は乗船しているすべての研究... 続きを読む

「みらい」での船上生活 (2) 栄養あふれる食事のようす

船上で何ヶ月も暮らすのですから、食事は体調を支える大事な要素です。「みらい」の食事はおいしいと乗船前からうわさにはきいていたのですが、乗ってみて驚いたのはその量とバラエティです。 たとえば乗船初日の夕食はミックスフライに、ステーキに、刺し身盛り合わせ…3食分ですか!?... 続きを読む

北極観測のフラッグシップとなる「みらい」(国立極地研・海洋研究開発機構 猪上淳さん)

北極を研究する研究者シリーズ、今回は気象班の課題代表者、猪上さんにお願いしています。 「みらい」の北極航海は直前にひょいと計画して出発できるような簡単なものではありません。どのようなメンバーで、どのようなサイエンスを追求するか、日程から観測メニューに至るまで一つ一つの航海が数年かけてプランニングされます。 ... 続きを読む

低気圧と氷の相互作用の現場をみつめる(九州大学、鳥羽瀬世宇さん)

北極の研究者シリーズ、今日は三井さんと同じく研究生という立場で乗船している九州大学の鳥羽瀬世宇さんです。 鳥羽瀬さんは現在修士1年で、ユーラシア大陸から北極に侵入する低気圧をコンピュータモデルを利用して研究するという仕事をしています。 それでは鳥羽瀬さんよろしくどうぞ!... 続きを読む