北極航海2016

空からの手紙

そういえば、2年前のMR1405航海で、海洋大のK合先生が「雪って空からの手紙なんだよね」と言っていましたが、今日のは、空からの手紙というには少々急激。 手紙よりも1ランク上のゆう〇ックぐらいではないでしょうか。ということで、本日、本航初の積雪がありました。 朝は何ともなかったのですが、突然、ドカッと。9月... 続きを読む

天使の登場

観測点の日時は、9月6日、北緯71度48分、西経155度23分。アラスカ州北端の町、バローの沖合にあるバロー海底渓谷におります。水温3度、気温2度ほど。 北極は夏真っ盛りです。人工衛生から見られた北極海の海氷は日々溶けて面積が狭くなっているように見えます。 本日までで観測はおおよそ1/3を過ぎた頃。海況に... 続きを読む

動物プランクトン観測

9月5日「みらい」は、アラスカ州バロー沖で係留系の作業を行っております。話は変わりますが、動物プランクトン観測について紹介いたします。 動物プランクトンの採集はこのようなプランクトンネットという器具を用いて行います。 今航では鉛直曳きにてプランクトンを採集しています。濾水計を開口部に取り付けているので、... 続きを読む

氷海域の水先案内人、アイスパイロット

「みらい」は耐氷能力を持った船ですが、砕氷船ではなく、氷海域では海氷の分布に注意して航行しなければなりません。 このとき、活躍するのがアイスパイロットです。アイスパイロットは氷海域の航海の経験者で、北極航海では必ず乗船してもらい、氷海域の安全航行を手助けしてくれます。 今回のアイスパイロットは、カナ... 続きを読む