北極航海2013

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世界的にもめずらしい、船の上のドップラー・レーダー

話題が前後しますが、ダッチハーバーから出航する直前に、これから航海のあいだ運用するドップラーレーダーの整備作業が行われました。ここで普段はみることのできないレーダーの中を見学させていただくことができました。 ドップラーレーダーとは、いわゆる「ドップラー効果」を利用して空気の流れの速さを測定する装置です。救... 続きを読む
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航海の安全を祈って金比羅参り

日本の船らしい習慣ですが、「みらい」は出港後にかならず船員や研究者がブリッジに集まり、金比羅参りをするという行事があります。 なじみのないかたもおられるかもしれませんが、金比羅宮は海上交通の守り神として信仰されていて、漁師、船員など海の上の仕事の人が祈りを捧げます。... 続きを読む
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「みらい」ダッチハーバーから出港

おりからの雨と冷たい風のなか、「みらい」はダッチハーバーを出港し、一路ベーリング海峡へと向かっています。 いったん出港してしまいますと、「みらい」を外からみた写真をとることはできませんのでひとしきり船の周囲で写真を撮影しましたが、よごれ一つない白い船体に、黄色い船首のマストはダッチハーバーでもひときわ目立っていま... 続きを読む
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「みらい」出港の港、ダッチハーバーへ

今回の「みらい」北極航海は、その前に別の航海が北太平洋で行われているために船を引き継ぐ形で研究者たちはアリューシャン列島のダッチハーバーから乗船します。 ダッチハーバーという地名にはなじみがないという人が多いと思いますが、アリューシャン列島の中程、日付変更線に近い港です。太平洋戦争中は日本が侵略したアッツ... 続きを読む