北極航海2013

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正確で安全な観測をサポートするダイナコン

「みらい」には様々な海洋観測のための機械が積まれています。巨大なAフレームやウィンチ、ケーブルを巻き取る機材など、ごつい機械の見た目が好きな人にはたまりません。 なかでも目立つのが後部甲板に据え付けられているこのダイナコンです。CTD採水器を海に吊り下げるためのアームで、今航でも最も活躍している機械の一つですが... 続きを読む
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定点観測終了! 「みらい」は再び北へ

2週間の定点観測を終了し、「みらい」はふたたび海の上を自在に公開しつつ、終盤の観測を行います。まずは急速に氷が迫りつつある海氷の縁まで、可能な限り北上する海氷縁への航海が始まります。 その後は海氷縁にそって南東に進み、海洋の渦を観測する、バロー沖で係留系をの回収作業を行う、そして再び定点ポイントに戻って変化を調べ... 続きを読む
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北極の熱と水のバランスを知る(海洋研究開発機構・大島和裕さん)

「みらい」北極航海に参加している研究者シリーズ、今日は海洋研究開発機構・研究員の大島和裕さんです。 大島さんは、高緯度における大気の熱・水収支という、漢字の字面だけでは若干イメージしにくい研究をされていますが、実は大気現象がなぜ起こるかを理解する上で基礎となる情報を追い求めています。 それでは、大島さん、よろ... 続きを読む
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肌で感じた低気圧の経験を研究に活かす (長崎大研究生・三井拓さん)

研究者紹介、二回目は長崎大学の修士2年生の三井拓さんです。 「みらい」には、海洋研究開発機構の研究者や、その他の研究所の研究者以外にも、大学院生なども乗船して研究活動を行っています。北極海に向かう航海は貴重ですから、研究者たちはさまざまにテーマを持ち寄り、相乗りで研究活動をしているわけです。 三井さ... 続きを読む